お店のWebサイト作成の要件定義 ~プロトタイプを作って提案しよう~

2018年11月26日月曜日

uni-browser ウェブサイト作成・運営

Webサイトの要件定義

本日は、徳島駅付近の人気ハンバーガー店様からホームページ作成のご依頼を頂き、打ち合わせも兼ねて、ハンバーガーを食べて参りました。

ボリューム満点で食べ応えがありました。

小食の僕ですが、味がとてもおいしかったので難なく食べきることができました。

ホームページが作成できましたら、ご許可を頂き、こちらのブログでもご紹介させて頂きたいと考えております。


本日のテーマは、

店舗のWebサイト作成の要件定義


です。



カフェレストラン様やパン屋さん、ハンバーガーショップ様など、個人で飲食店を営む経営者様達と、ホームページ作成のお打合せをさせて頂いてきた中で、私が感じたことを、ブログを読んで下さっている皆様にもシェアしたいと思います。

ハンバーガーショップ様とは本日、初回の簡単な打ち合わせをさせて頂いたところで、具体的なホームページの内容の話はまだまだこれからなのですが、今までのお客様とホームページの要件を考えていて感じるのが、

「ある程度こちらから主体的に提案をする必要がある」

ということです。

Webサイトを提案する男性

まぁ、ごく当たり前のことなのですが、、、笑






ただ、会社員としてエンジニアをやっていた時は、

「何事も、顧客の要望最優先」

「まずはお客様のご要望を伺う」

というマインドを叩き込まれ、それを寸分も疑わずに働いて参りました。



相手のご要望を伺う前に、こちらから提案などすると、それを見た上司から怒られてしまったものです。

私の場合は、金融系のお客様の業務システムの開発などに携わっていたので、比較的お堅い業界であったことも関係しているかもしれません。



その為、uni-browserを立ち上げて、最初にお店のホームページを作成させて頂くことになったお客様との打ち合わせの時は、

「どんなホームページが良いですか?」

と、いきなり質問から入っていました。笑



そんなことをいきなりこちらから聞かれても、お客様は

「う~ん、、、どんなホームページが良いのかなぁ…」

と、困ってしまいますよね。



すごく当たり前のことなのですが、飲食店を営まれている方は、食べ物を作ったり、飲食店を経営することが仕事です。


ですから、日頃から

「もし仮にホームページを作るとしたら、こんな画面のホームページが良いなぁ」

なんて、考えてるわけないのです。



もちろん、「お店のイメージカラー」とか、「営業時間と地図は載せなきゃダメ」とか、「商品のメニューと値段を載せたい」などのご要望がある場合もあるでしょう。

ただ、いきなり「どんなホームページが良いですか!?」と聞いても、なかなかパッと出てくるものでもありません。

Webサイトの要件を聞き取る黒子

ましてや、
「画面のトップに商品の画像を置いて、jQueryとか使って一定時間で画像切り替えて、右下にボタンを置いて、ボタンの色とデザインはこんな感じで…」
なんて、スラスラ出てくるわけありません。

そういうことは、その方たちの仕事ではないですもんね。


そういうことは、私たち開発者やWebデザイナーが考えなければいけないことです。

それをする為に、普段から勉強や、練習をしてきているはずです。




私はWebサイトを作り始める以前は、企業様向けに業務システムの開発を行っていましたが、「Webサイト作成」「システム開発」の一つの大きな違いは、Webサイトの機能のパターンは、ある程度限られることだと思います。


「業務システム」などというと、本当に色々なシステムがあります。

会計を管理するシステムもあれば、営業支援システム、クレジットカードの決済システム、銀行の勘定系システム… 挙げていけばキリがありません。

そしてそれぞれのシステムが、お客様の業務の流れに合わせて独自の仕様を持っており、その仕様の実現方法も、システムの新規開発を手掛けた人たちの技術スタックによって、千差万別です。

ですから、担当するシステムが変わるたびに、エンジニアはそのシステムの「仕様」「技術構成」を一から学びなおし、数か月かけて、その現場での開発内容に慣れていく必要があります。


しかし「お店のホームページ」となると、「機能面」においては、ある程度選択肢が限られてきます。

トップページ、About、アクセス、メニュー、営業情報、お問合せ… などなど


「こんなものが必要だろうなぁ」というのは、業務システムの開発に比べると、ある程度見当が付きます。

ただその代わり、業務システムではほとんど求められない「デザイン」の要素が必要になってきますね。



プロトタイプをお見せしよう


プロトタイプ作成中の端末

ホームページ作成とシステム開発と比べることにはあまり意味がありませんが、とにかく

「どんなホームページが良いですか?」

と、お客様に伺うのではなく、ある程度こちらから、お客様が考える材料になるものをご提示する必要があります。



それをするために私が最適だと考えるのは、ホームページの「プロトタイプ」です。

プロトタイプとは、主にシステム開発で用いられる用語なのかもしれませんが、ソフトウェアを作る上での「試作品」のことです。


ホームページ作成で言えば、本当に基本的なご要望のみをお打合せで伺ったら、本腰を入れてホームページ作成に入る前に、Webサイトの試作品(できれば複数パターン)を作成します。

そして、「こういうのを作ってみたのですが、どうでしょうか」と、その試作品をご提示し、お客様がその叩き台に対して意見を言えるようにするのです。


本格的にお店のWebサイトを作成するためには、店舗の写真を取ったり、掲載する文章を考えて頂いたりする必要があります。

しかし、プロトタイプの時点ではそこまで行う必要はありません。


写真は、一旦ネット上のフリー素材でも構いませんし、文章は自分一人で考えたものでも大丈夫です。

その試作品が採用されるかどうかもまだこの時点では分かりませんし、「パッと見、こんな雰囲気になる」というのがお客様に伝われば十分です。

その旨を、お客様にもあらかじめお伝えしておきます。


一旦プロトタイプをご提示するとお客様もイメージが湧き、「もっとここをこうしたい」とか、「ここの色は変えたい」「このページは洋風だが、和風にして欲しい」「こんな機能を追加してほしい」といったご意見が伺えます。




必ずしもお客様が、「Web」に興味がある方々ばかりではありません。
「そもそも、どういった機能がWebで実現できるのか」という前提知識も、Webサイト作成を本業としている人たちの方が、もちろんあるはずです。

ですから、「へ~、こんなことまでWebでできるんだ~」と、お客様に思ってもらえるものを作るためには、Webサイトの作成者側から、提案を行わなければいけません。

お客様が「こんなことができるって知らなかった」というものは、いくらお客様にお伺いしても出てくるものではありません。

プロトタイプに組み込んで、「こんなの作ったんですけど、どうでしょうか」と、伺ってみるのが良いでしょう。


ただ、あくまでこのプロトタイプは、「お客様の中でイメージが湧いて、お客様のご要望を伺いやすくするためのもの」ですので、「お客様のご要望が最優先」という鉄則は、ここでも変わらないものだと考えています。


まとめ


朝日とクラウドと霧

  • お店のホームページの作成をさせて頂くときは、まずはある程度こちらからご提案させて頂く意識を持つと良い

  • いきなり「どんなホームページが良いですか?」と伺っても、中々議論は進まない場合が多い

  • こちらからいくつかプロトタイプを作成すると、議論をする上での叩き台になる



私もまだまだ勉強中ですが、以上のことを肝に銘じて、今後もホームページ作成に携わらせて頂きたいと思います。

本記事が、皆様のホームページ作成のお役に立てば幸いです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。